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井垣利英コラム
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そもそも「マナー」とは? 相手への思いやり、心をこめること

研修会社(株)シェリロゼ代表で、人材教育家、メンタルトレーナー&マナー講師の井垣利英です。

毎年、3月末から4月の上旬にかけて、多くの企業様で【新入社員研修】を行っています。私もこれまで約15年間で、数千人の新社会人の方々の【新入社員研修】を担当してきました。

【新入社員研修】では、最初に「学生と社会人の違い」について教えています。社会人になった以上、一日も早く学生気分を脱して、社会人としての意識を持ってもらうことが大切だからです。

そこで教えることの基本になってくるのが、ビジネスマナーです。ビジネスマナーと聞くと、新入社員に限らず、多くの人が「堅苦しい」とか「つまらない」などマイナスイメージを持っています。

実際に、ビジネスマナーの本はたくさん出版されているし、企業様によってはオリジナルで「ビジネスマナーのテキスト」を作っているところもあります。

ビジネスマナーと言えば「正しい敬語」 「言葉づかい」 「立ち居振る舞い」 「お辞儀の角度」 「電話応対」 「名刺の渡し方」 「訪問のマナー」 「来客のマナー」など・・・やるべきことは、たくさんあるのです。

ビジネスマナーが、堅苦しいイメージをもたれることの原因は「形を暗記しないといけない」と思われているからではないでしょうか?

私が担当している多くの【社員研修】『仕事の神様が“ひいき”したくなる人の法則』(致知出版社)をはじめとする私の本たちテレビ出演や雑誌・新聞の取材などで提案しているのは、ちょっと違います。

そもそもマナーとは、形を暗記することではありません。マナーの基本は、相手への心づかいです。私は、マナーとは「人と気持ち良くお付き合いできるようにしてくれる、人と人を結ぶ『心のリボン』だ」と思っています。

例えば、私の著書『仕事のマナーと職場の常識』(毎日コミュニケーションズ)の「美しいおじぎの基本」にも・・・

最敬礼・・・上体を45度くらいまで傾ける丁寧なおおじぎ。心からのお礼やおわび、特別なお願いをするとき、大切なお客様などに対するあいさつなどに使います。

敬礼・・・上体を30度くらいまで傾けます。上司やお客様に対するあいさつ、出社・退社時のあいさつ、応接室の入退室時など、ビジネスの場で最もよく使われます。

会釈・・・上体を15度くらいまで傾ける軽いおじぎ。廊下などで人とすれ違うとき、人の前を通るとき、お客様にお茶を出すときなどに使います。

と書いてあります。

実際に、私が企業様で行っている【社員研修】でも、化粧品会社やエステティックサロンなどの接客業では、上の写真のように「美しい立ち居振る舞い」 「美しいお辞儀の仕方」 「美しいしぐさ」 「表情トレーニング」などの指導をしています。

美しいお辞儀の仕方を指導するときでさえ、私は「マナーは形を暗記することではない」と教えています。

だって、本当に心の底から「有り難うございました」とか「申し訳ありませんでした」と思っているなら、頭は深く下がるでしょう?! そのときに「今のは、お辞儀の角度が45度かな?」なんて、思っている方がおかしいから。

マナーは、相手への心づかいが基本です。そして、思いの重さを体や言葉などで表現する、伝えることが大切なのです。

そこさえ押さえていれば、多少、形が間違っていたとしても、私は問題ないと思っています。形よりも、どれだけ心をこめているのか? その方が何倍も大切だから。

 





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